護身術
はじめに心・技・体という言葉がありますが、護身に関してこれ以上必要で、的確にそれを表した言葉はないのではないでしょうか?
それはなぜか?
まず”心”とは、”心構え”と置き換えることができます。
身に危険が迫った時でも落ち着いて対処できるように、日頃から警戒する意識を持つということ、たとえば護身用具の使い方を熟知しておくことなどもそうです。
”技”とは・・、これは直接的には武道や護身術を習うこともありますが、体を鍛えることだけでなく、護身用具を携行するのもある意味”技”と言えます。
たとえば、夜間に人気の無いところは歩かない。外出先では、貴重品は一時もはなさず身に付けておくなど、こういった単純で当たり前だと考えられることを”常に実行する”のも技のひとつだと言えます。
そして、”体”。
これはそのまま”自身の体”をイザと言うとき動けるように、適度の運動やバランスの良い食事など、健康的な面も心がけておくと言うことです。
ここまで読まれて、 ”おや?” 何か気がつきませんか?
そうです、この心技体という3つの言葉、それぞれは別のものですが、日常的に実践しておくという意味で、実はお互い深くかかわりあっていると言うことです。
そして最も効果的な護身術とは、兎に角その危険から”逃げる”ということです。
そのために、この心・技・体という要素が非常に重要になってくるのです。
最も効果的にその危険から逃れることができる術が、護身術なのです。