非常持ち出し袋

災害時などの緊急非難時に持ち出す、最低限必要な物が詰まったバックや袋を用意されている方もいらっしゃると思いますが、中には何が入ってますか?

ここでは、非常用サックに入れておくべき最低限のアイテムをご紹介します。

まずは食料と水、しかし、これには量的な問題があります。一人で3日分、家族3人なら単純にその3倍となります。

ライトやローソク。被災時に夜間暗闇で過ごすほど心細いことはありません。明かりがあるだけで、周りの状況が分かりやすいだけでなく、精神的な面でもプラスになるでしょう。

ハンドルを回して発電する、電池の要らない小型のライトなどがありますが、これを加える場合には、防水性に難があるので注意してください。

マッチやライター。明かりをつけるだけでなく、暖を取ったりいざという時に重宝します。マッチは湿らないようビニールで箱ごと包むか、個別に火の付く部分をロウで覆い、防水性を持たせておきます。

そしてラジオ。災害や援助活動の状況を知るために、コンパクトなものを非常袋に入れておきましょう。

バンドエイドなどの医療品。これにビクトリノックスなどの小型のツールナイフで、ハサミとピンセットが付いたシンプルな物を加えます。なければ裁縫用の小さなハサミなどで代用します。

ツールナイフは多くの機能が付いたものが便利そうですが、非常時にこれをすべて使いこなす場面はそうありません。

保温性を確保するブランケット。緊急医療班が、銀あるいは金色のビニール素材でけが人を包んでいる場面をテレビなどで目にすることがあると思います。コンパクトに折りたため非常に保温性に優れたものです。

最低上記に上げたものは非常袋に入れておいて下さい。あとは各人が必要と思われるものを厳選して用意すればいいのです。

  • 次のページでは非常袋を準備する際の注意点を説明します。→非常持ち出し袋2